う ら ら
ハローぺむた。
今朝、レモンの香りのするお風呂に浸かりながら、心地よすぎて、人生のサンブンノイチお風呂でいいなと思ってみました。
お風呂にいてもいいようなひととテレビ電話などしながらうだうだしてたい。
一瞬思っただけだよ。
わたし、今日レモンの香り。
わかるなあ、進みたい気持ちと戻りたいきもちで、うーってなるの。
人生だって何周もしたい。
だって何周もできるんなら、もっと明るく悩めるもん。
自分の気に入ってること、好きなこと、知りたいこと、世界中から全時間からかき集める。
なんだかぺむた、すごく春ですね。
完全に春をものにした匂いがします。
わたしは今日はレモンの香りでしたが、昨日はバナナの香りでした。
正体は、後程。
その日、普段は一緒にお昼を食べない友人とお好み焼きを食べに行ったんです。
おなかいっぱいで、
空を見なくてもいい天気で青いのがわかるくらい、地面が白く明るくて、足裏があったかい気がしました。
そして、狭い学内(ほんとに公園みたい)を、昼寝場所を決めるために歩きました。
彼女もわたしも眠くてしょうがなかったし、お昼休みが一時間くらい余ってたから。
わたしが通う学校は、たくさんの植物があるんですけれど、あまりみんな知らないようで、バナナの香りのもとを辿り、
ここあたりがすごく匂う!
いや、これ違うみたい
絶対これだ!
花が匂うのかな……
って話しながら、ぷらぷら。
最終的に、なんとかカズラの木の枝や葉が屋根になって影を作るとこを見つけました。
もうふたりとも、ここしかないな!と思って、木下の真ん中のベンチに陣取って、リュックを枕にして寝そべりました。
蟻がいたりしたけれど、夏には虫だらけでこんなことできないからね。
冬は寒いし、春限定だよ。
今が旬の、お昼寝だよ。
二人して仰向けでぼーっとしたり、
わたしが気に入ってるゆるふわな昆虫漫画を彼女に見せたり、
それを彼女が気に入ってわたしの携帯を占領して、
その間またぼーっとしたり。
庭を管理してる先生が横を通って行ったときは、ちょっと恥ずかしくなって黙って息止めました。
でも先生が被ってた麦わら帽子、とてもよくて、離れていったあと、笑っちゃった。
ちょっと狭いベンチに並ぶわたしたち。
上から下がる葉っぱの向こうに、花水木が薄紅色の花びらを透かして、日差しきらきら。
風が涼しくて、髪の毛サラサラ。
ほんとに春のうたた寝、旬のお昼寝。
風向きが変わると、バナナの甘い香りがする。
なんか甘い。全部透き通ってて、甘い。
正体は、モクレン科のカラタネオガタマでした。
あ、オガタマノキだったかな。忘れましたが。
こんな感じかな。わたしのところの春の香りです。
ぺむたとちょっと違うし、一日ごとに消える感じの、定着しない春です。
それでもよし。
書いてる間にしあわせな気分になったので、そのまま眠ります。
それじゃあグッナイ、
おやすみなさい
春の昼寝場所
[k]
花水木