ぺむたとピスタット

ぺむたとピスタットの交換日記

おいしいは私を救う

ハローこんばんは
急に寒くなっちゃった。

いい時計ぽいですね。
目盛りがなくて、電池交換から無事帰ってきた、それ。


それではわたしはバイトの話をします。
というより賄いのはなしをします。


まずは串揚げ。
鳥身と、赤牛カルビと、サワラ。
赤牛は美味しいに決まっているので特に言わないけど(言っちゃったけど)、
サワラ、いい香りなんです。
なんだろう、春の魚なのかな。

そして日本酒。
「花の香 和水」は、
香りが華やかで、キリッとしているけれどフルーティー。
うん、美味しい。名の通りって感じ。
熊本の地酒です。
「久礼」は、鰹をより美味しく食べるために作られた高知の日本酒らしくて、これはすごい。
店長に、
「鰹を食べたと思って呑んで」
と言われたのだけれど、呑めばわかる!
香りは特にいうことないけれど、逆にお魚に合うのかな。複雑で整った味の深さ。
ピスタットは久礼派でした。


これは序の口です。
洗い物しながら食べてたから。

賄いを楽しみに、疲労を無視して片付けを済ませて、
着替えている間に店長がつくってくれました。


◇筍の炊き込みごはん
炊き込みご飯系は、言及するのが馬鹿馬鹿しいくらいに、美味しいです。
やさしいお出汁の味。
美味しくないわけない。

◇ステーキ
なんかすごく高いお肉(社長がバイトに、ってくれたらしい)。お塩とブラックペッパーだけで焼いてくれました。さっすが。
半分はわさび少しのせて食べたんだけどいいお肉の脂ってわさびにすごく合うんですね。
わさびのいい香りだけ口の中にふわっと残して、
甘い脂と一緒におなかに消えちゃった。
圧倒的多幸感。

◇蒸しサワラと旬野菜の葱ソース
これは最近のおすすめメニューに載っているもので、盛り付けしながらずっと食べたくて仕方なかった。
サワラもお野菜もね、ふわっと甘くてすごく春なの。
だけど葱ソースがそれをぎゅっと引き締めている感じ。
ゆるすぎない、スンっと澄ました春です。

◇みつばのお味噌汁
ちょっと熱すぎて舌が変な感じになりました。
みつばが好き。味噌汁のめることも好き。


美味しすぎて、顔をあげて店長が視界にはいるたびに、「おいしい…」と言ってました。

今日バイオリンの駒が割れたこと、
自分が揚げた串揚げを床にばらまいてしまったこと、
好きな人に泣きながらキライって言ってしまったこと、
思い出して反省しなきゃいけないのに、
あまりにも幸せすぎて。

だめ。無理。美味しい。幸せ。



最後は、「オレンジジュース飲もう」と、店長が一緒にいれてくれたので、
(店長が父さんだったら、わたし確実に太ってた、って言おうかな。)
等と思いつつ、オレンジジュー飲み干しました。



ふう。
おいしいは世界を救う。
それじゃ、これ以上なにも考えられないので。



このままグンナイ。



p.s.
これ書きながら眠ってしまったから、ほんとは2日前の話だよ。