ぺむたとピスタット

ぺむたとピスタットの交換日記

ひこうき

ハーイ、今回ご機嫌はよくないです。
今飛行機の中で書いてる。
残念ながら、全く嬉しくない、急な帰省です。


久しぶりにANAを使っているので、翼の王国を読んでいます。
これ結構面白いよ。
今回はこれといって気に入るものはなかったけれど、
いつだったか、外国の都会のエッセイがよかった。
郵便局で切手の金額が足りなかったはなし。
冷たい感じのする都会で、
寂しいとか独りだとか、
そういうとこにしかない「優しい」がわかるはなしでした。

わたしは都会を知らないのですけれどね。


興味があったのは、
難しそうなお菓子のお店、
「菓子屋ここのつ」の紹介。

ピスタットは、コーヒーのアカウントの方で、いくつか、難しそうな料理をよく食べている人をフォローして観察しています。

水の中みたいな静かさの中で、料理のたてる音、食器の小さい音、衣擦れの音を聴いて、一緒に食べる人に対していろいろ感じながら、たぶん香りもいっしょに、芸術鑑賞のように眺め、口に入れたら「おいしー!」と言って噛んで飲み込むんじゃいけないような、
そういうやつ。


茶道みたいな匂いがします

あれはごはんじゃないです
食材と一緒に、食べる人のいる空間をまるごと一緒に料理してできあがった、味わう人の五感ありきのアート作品です。

そういうお菓子のお店が紹介されていました。

写真と文章を見ながら、全くわからないような味や食感を想像して、ねずみみたいに鼻をひくひくさせて、

ものすごく惹かれるけど、
同時に難しそうで苦手なんじゃないかとも。




キヌガサタケ、刹那の記録」
は、ぺむたも見たくなるんじゃないかなって記事。
キノコでとてもよい。

あとは奥武島と猫が載っていて、
やっぱり嬉しかった。




ただの紹介文になっちゃったけど、そろそろ着陸しそうなので、
ここらで。

外は灰色の雲しか見えません。
おなじ灰色なら、高校の校舎の壁面がいい。

この飛行機の飛行機雲は叩き割っていいんじゃないかと思います。


それじゃね。