ぺむたとピスタット

ぺむたとピスタットの交換日記

螺旋階段、くるくる回り

ハロー、ぺむた!
暑すぎる毎日だけど、溶けていませんか。
絶対に溶けているな。
わたしは夜ちゃんと眠るために、
今はどろどろに溶けながら歩いています。


最近、たまにやりとりをする人がいます。

幼稚園と小中が一緒だった、
かわいくて優しいオランウータン(弟もオランウータン)に似ていた、
日焼けした男の子。
小学生までは特に仲が良かったのかというと、よく覚えていないんだけれど、
中学生になってから裏門で煙草を吸うような子達と一緒にいるようになってしまって、ほとんどしゃべらなくなってました。

この前(結構前?)、インスタで絵を投稿すると、ほとんど忘れかけていたその子からメッセージが来て、
「小学生からあいかわらずすごいな!」とほめてくれました。
その後も日常の投稿には何も言わないのだけれど、絵を投稿すれば
「その風景画、家から見える景色だろ、絶対だぁる」とか、
「やっぱり世界観がすごい」とか、
「気が向いたら千手観音描いて」とか。

本当にあんまり覚えていないけれど、きっと小学生の頃もこんな風に声をかけてくれてたのかな。
全然小学生の頃と変わらなかった。
その子にとってのわたしも、全然変わってないらしい。
わたしが遠ざけてただけなんだなぁ。

今は離島にも飛んで工事とかのお仕事を頑張っているみたいです。
泊まってるところの浴室に、川とか畑の横で台風の中の見つけた、でかいひきがえるとか金魚を連れて帰ったりしてる。
すごい。小学生と変わんない。
ちょっと将来が不安とかいう話もするけど、
明日はもっと小さい島にいくんだとか。
すごい。そんなにしっかりした大人になってたんだ。

気づいてはいたんだけどね、
ひとりの前にたてば、たぶんずっと、台風とかカエルとかの話をする。
変わらず誉めてくれたりもする。
今もたぶん、かわいくて優しいオランウータンに似た顔なんだろうな。

変わっていくところと変わらないところがあって、
時間が経つっていうのは愛しいですね。

まあこの話がしたかっただけです。
それじゃ!

(タイトルは、ザ・コブラツイスターズの『天まで届け』より)