ぺむたとピスタット

ぺむたとピスタットの交換日記

花びら

どーも。

お久しぶりのぺむたです。

交換日記久しぶりだ!


春ですね。

春になったら春に追い付くしかないね。


上手く踊らされてやるぜ。



この前の記事で交換日記100ページ目だったようで。

めでたいねえ。

何度目かの春ですね。

ぺむたはくるくる変わり続けています。


ひとところに留まれずくるくると。

光らない星の自転と一緒。

ただ惑星には太陽があるからね、

実は同じ中心を持ってくるくるしているのです。


面白いね。

しかもその中心もまた別の秩序で動いていたりするのです。


てんでばらばら、

のように見えているだけだったり。


桜のはなしでもしましょうか。

今はもう葉っぱが繁っていますが、

花が満開のときのはなし。


ちらちらと舞う花びらと一緒に起こったこと。

友達が来て、同期と夜にふらふら歩いて、

嫌だなと思いながら下を通って、

両手に花びらが捕まえられていました。


春の夜の窓にうつる顔はどんな表情でしょうか。




つらつら書いてしまいました。

書くのサボってると書けなくなりますね。

練習しておきます。


交換日記楽しいね


では

梟みつけなきゃ

ハローぺむた!
春がきたら春に生きなければいけないこと、毎年毎年飽きもせず思い知らされているピスタットから、ひさしぶりのお便りです。

日常的に結構身近に感じているからおひさしぶりな気はしないのだけれど、1年ぶりっぽいですね。

結構詳細にSNS通じて書き記しているので知っているかもしれないけれど、この1年ほどでわたしのお散歩レベルがパワーアップしました。
そう、あの鳥の後輩のおかげです。
鳥だけじゃなく、植物や虫、とにかく身の回りの世界のことぜーんぶ教えてもらいながら歩いていて、でもそれだけでもないんです。

なんかこう、もっといっぱい教えてもらっている気がするの。



わたしは大事な友人たちが遠くに越してしまうことや、これから厳しくしかならない研究生活がとにかく不安でしんどくて、4月になってしまうのが心底嫌でした。後輩にも、たぶん数千回は「ずっと3月でいい」「今が一番幸せだと思う、ずっと今日の繰り返しがいい」と話していて、だいぶ情けない人間になってた(基本年間通してそう)。

でもこの前、ちょうど3月を越えて4月に渡った時間、真っ暗の山のなかで蛙の大合唱を聞いていた帰り道、後輩はこれから増えていく虫の鳴き声や、渡ってくる鳥やかわいい雛の子育てについてひとつひとつ話してくれたんです。
そうしたら、ほんと自然に、いつものように、へぇそれは楽しみだね、見に行こうと返事をするわけです。

そう、楽しみなんです。

ああしまった、毎年毎年これだ。
いくらふさぎこんでも、寂しくなっても、もう否応なく暖かくなってきていて、視界が白っぽく眩しくて、蛙が鳴き始めたなと聴きながら、これから渡ってくる鳥のこと考えて楽しみだなと思う。
寝相もどんどん大胆に悪くなってくる。

ずっと前にも、春がきたら春に生きるしかないって話したよね。
あれ、毎年わすれては、毎年はっと気づくんです。(わたし冬のうちに記憶喪失にでもなってるんかしら。)


車での移動中、わたしたちは結構しゃべったり黙ったりします。
後輩は、
「ヒクイナ見つけないとですね、鳴き声の調査してみようと思ってて...あっそういえば千鳥の調査もしなきゃ...」と真面目なトーンで話していく。
でも急に
「...しなきゃ、って言っても、別にしなきゃいけないわけじゃないんですけど」
と笑ったので、なぜかわたしは咄嗟に
「いや、しなきゃいけないわけじゃないのにしなきゃって思ったなら、きっとしなきゃいけないんだよ!」
って、自分でもはてなが5つでてきそうな返答をしちゃった。

わたしは、誰かのためとか、将来の自分のためとか以外に、○○しなきゃ!ってあんまり思ったことなくて(歯磨きも睡眠も少し未来の自分のためだし)、だから、後輩が言うあの鳥見つけなきゃこの鳥のこと調べなきゃ、は、なんかすごく逃しちゃいけないような気がして。
にしても意味不明なことを言ってしまったなあと思って、結局わたしも笑ってたら、
「なんか、すごく納得しました、よくわからないけど」
と言われて、余計笑っちゃった。

たぶん、ちっちゃいころはあったんだよ、
そこの地面を掘らなきゃ!(あったよね)
トンネルに入ったら抜けるまで息継ぎしないで叫ばなきゃ!(これは同期に笑われた)
そういうなんのためでもない、使命感。
いや、わたしのそれはどうにも幼稚だけれど。



なんかねえ、こんな感じなの。
自分と、自分が接している世界の間のとこ、自分の気持ちの皮膚みたいなとこ、そこの手触りとかをゆっくりじっくり教えてもらっているような、思い出すような、気づくようになったような。


とにかく直近ではふくろう探しです。
夏に木の葉が繁って木の上が見えづらくなる前に、いつも鳴き声だけのふくろうを、この目で!
あとは後輩の「しなきゃいけない」を、わたしもしたい。

春に生きるしかないし、楽しみがあるからといって、今の寂しさや未来へのライトな絶望感(笑)が消えるわけじゃない。元気でもない。
でも、季節に置いていかれたりすることはなさそうです。


あ、お化粧わたしもたのしい。
dejavuの眉マスカラは皮膚につかないし眉がパリパリにならなくってよい、excelのラムレーズンっていうアイシャドウは夜明けの花、Viseeのテラコッタゴールドは夕焼けの川面です。

それじゃ、またお化粧したら見してね、バァイ。

公園にて


どーもぺむたです。

おい世界!!

おかしくないか???


まあ世界についての話題は以上としまして、

交換日記はミクロにいくとします。

生活をしていかないとですね。

生活のためにぺむたは今コインランドリーに衣類を突っ込んで、待ち時間を公園で過ごしています。

ペンギンがかけまわっているのを見てる。

小学生たちを怯えさせないようにしながら、交換日記を書いています。

昇り始めた月が大きくてまるい。

生活の拠点が変わって2週間くらいです。

やっと落ち着きはじめたようで、ピスタットの日記を読んで五感を思い出していました。

ぺむたは怯えると視覚を活字で埋めて聴覚を音楽で埋めて、固まったまま活動してしまいます。

固まったままなのに、物事が進んでしまっている。

最近はそんな感じでした。

けど、まあ、そろそろ。

春だし。




桜はいつだってさわやかに開くんだなあってペンギンが言ってます。

桜のこと、5年前までは知らなかったけど、

今はもう5年分知ってる。

胸張って歩くぞこの春!

おー!!


では。

甘い雨

ハロー、ぺむた。
わたしも結局とてもお久しぶりにしてしまいました。
夜は越えられましたか。

雨が降っています。
今日は最強の低気圧で、しかも満月なので体調が悪くなる日らしいです。こんなに体も頭も重いと冬に取り残される...と思っていたんですけど、春の雨と満月のせいだと思うと、もうどうしようもないし少し綺麗だし誰も悪くないね。
友人に、満月でも体調悪くなるんだねーと言うと、魔力が高まるから色々起こるんだよねと言われました。
できれば体調不良以外で魔力の高まりを感じたい。


そういえば、ぺむたは『暦生活』っていうブログ読んでる?
わたしはテキトーなので、なんとなくその日にうごくなにか感じたら読む、今日がどういう日なのかそわそわしちゃってたまに読む、くらいなんだけれど、好きなんじゃないかなあと思って。

わたしが好きなのは、二月十九日の記事です。
雨のことが書いてありました。

触れたもの凍らせるような雨の表情が、急に変わったことに気づいてから、その違いがなんなのか、すごいむずむずしてた(温度?匂い?感触?うーん、って思ってた)。なんか、そういう性なので。
黙ってあたまの中もしづかに雨を味わえばいいものを、そわそわ。
そう、味わえばいいものを。

そしたらね、そうだったんですよ!
そこには雨の味が書いていた!
あの時期に降る雨は甘雨って言うんだって。

甘い雨。
あまーい雨。

ほお。

不思議だなあと思いました。

しゅんしゅんと染み込む感じ。ドライフラワーが入っているお茶の中で、お花がふわあって開くの思い出した。
じゅんわり喉の奥で甘くて、うん。


『甘雨』
かんう


この言葉を知るだけで、わたし、自分が雨を味わえることに気づけました。
感覚がひとつ、目をひらいて、雨の音も前よりずっとはっきり聞こえる気がして、すごく嬉しかった。
結局嬉しいので、そわそわしました。

そしたらねぇ、そのあとは、『啓蟄』っていう季節だったの。虫が土を啓(ひら)いて出てくる季節になるんだと。
そうだったんだねぇ、わたしも冬眠してたんだろうなあ、ひとつずつ、ちょっとずつ目覚めて、若干色々を感じやすくて、去年よりもていねいに、冬から春へを味わっているところです。


まあでも今日は体調が良くないです。
致し方なし。
考えてみると、雨ってこう、世界を抽出してから落ちてくるし、すごく季節を感じやすいのかもね。
良いね。

甘い雨。
あまーい 雨


短歌二つともすきだよ。またね。

暦生活 ブログ→ https://www.543life.com/seasons24/post20200219.html


P.S. 暦→こよみ→543→5+4+3→12ヶ月!1年だ!って遊んで喜んでいました。フフ。

300日を経て

お久しぶりです。
ぺむたです。

交換日記を渡したい季節ですね。

ずぅっと持っててごめん。

渡せない間にいろいろなことがありました。

いろんなことが終わって始まって、いろんなことが新しく決まったり諦められたりしました。
流れていくものに、逆らうのは難しいですね。

眠れない夜です。
これまでのことが重なりあって、頭のなかがカラフルな灰色になってしまいました。
どこに目を凝らせばいいのか分からない。
ちらりちらりと踊る色たちが鬱陶しくてしかたない。
どうしたらいい?
やっぱり一つ一つ分けていくべきなのでしょうか。
地道で長くかかりそう。
でも、無視したくてもできなさそう。

やっていこうと思います。
一つ一つにするときっと綺麗な色になるから。
全部捨てたくないから。大事にしたいから。
未来に進みたいから。

がんばる。

おー!


久しぶりなので短歌も放出しておきますね。



おあつらえ向きの雨だと知りながら過ぎてしまった 風が冷たい

いない夜 先の先まで探る手が迷子になって戻ってこない


夜を越えよう。


では。

雨ふるごとに

ハローぺむた!

また留守にしがちになってたピスタットです。

 

昨晩たくさん雨が降りました。

低気圧で痛くて重くなった頭を、うつ伏せで柔らかい枕に預けて、雨の音聴いてたの。

頭痛は雨のせいなのに、その頭に響く雨の音はとっても、心地いいんだよねえ。

そして、相変わらずおかしな夢をたくさん見れる、薄い睡眠を楽しんで、

薄く薄く、眠って起きました。

長い雨だったと思います。

 

雨が好きかと言われるとちょっと困ります。

好きだし嫌い。

今朝はもう調子が悪すぎて、嫌い嫌い!ってグズってた。

 

そしたらある友人が、

雨が降るごとに暖かくなることを教えてくれました。

おふとんの上でぐずった体勢のまま、少し手足を伸ばしてみる。

ふむ。そんなに寒くない。

別の友人は、この2月はじめの長い雨はもう春の雨だと教えてくれました。

昨晩の、長く柔らかく響く雨は、心地よかったなと思い出しました。

 

カメラロールには、一昨日撮った白梅と蝋梅(黄色くて花びらの質感が蝋のよう)が満開です。

 

 

本棚作ったぺむたへ、ぺむたが書いた日記を見て、

気分爽快前途洋々、なんだか一足先に春じゃん、とか思っていたのだけれど。

 

春じゃん!

ねぇよく聞いて、よく見て、でもまだ大きな声は出さないで

春が来ていますよ

昨晩の長い雨が、じっくり春を引き出しました

 

午後のピスタットは、春が来たことを知らせるのが使命なのかもってくらい、

竹箒片手に(お掃除の時間だった)友人を巻き込みながら橙を収穫し、白いたんぽぽを探し、もふもふの帽子を褒められにこにことし、まだ寒そうな銀杏の枝並と春の空を撮りました。

 

1年経ったね。

やっぱり春は来るね。

思い付きでぺむたに交換日記しようって言って、そっからブログ作ってくれたの、ほんとにありがとうございます。

自分の書く言葉は、頻繁に嫌になってしまうけれど、

何となくぺむたに渡してたこの日記たちは好きです。

これからもよろしく。

 

 

雨が降ると髪の毛がいうことを聞かなくなるけれど、

春の長雨に小躍りしながら、嫌い嫌いとも言えないな。

 

それじゃあまたね、ぺむた

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本棚

 

 

どーも、ぺむたです。

 

2月に入りましたね。

 

月が変わったとたんに気分爽快前途洋々みたいな気持ちになりました。

 

今月は楽しくなる予感。

てくてく歩きながらそう考えていました。

 

本棚を買った話をします。

 

これまでは本の増殖を恐れて

ベットサイドの限られた空間に本を並べていました。

 

けれど最近本は手元にあったほうがいいのではないか、

好きな時にペラペラとページをめくれるのなら

多少お部屋が狭くなってもやむを得んなと思いはじめ。

 

そんな訳で近くで簡単な本棚を買って担いで帰りました。

 

これでぺむたの部屋にも背表紙がならんだ素敵な景色が現れます。

 

ワクワクしながら組み立てにとりかかりました。

 

が、

 

全然組み立てられない。

 

ネジが締められなくて半泣き。

 

ネジとの悪戦苦闘を繰り返す。

 

握力?握力が悪いのですか?

 

ネジ締まらず、ぢっと手を見たりしたり。

 

夜も更けて何もかも嫌になった頃、

全てのネジが中途半端に飛び出した本棚が完成しました。

 

にこにこで本を詰め込んで眺めていますが

きっとこの本棚はいつか崩壊する。

 

仮初めの本棚。仮初めの満足。

 

しばらく本棚を見つめていましたが

こんな夜更けに本棚と向き合い続けても気味が悪いだけだ

と気付いたので眠ることにしました。

 

翌朝

 

昨日本棚を組み立てられなかった原因が

ドライバーにあるのではと思って

しょうがなくドライバーを買いに行きました。

 

強そうなドライバーを手に入れて帰宅。

 

ネジを締める。

 

ぐるぐるぐるぐるしまる。

 

ぐるぐる完成。

 

仮初めでない本棚の完成。

本棚の錬成に成功。

 

そうして今、

 

中島敦の全集が3000円台で入手できると知り

ふぅぅぅん?と思っています。

 

ふぅん?

 

そんな?興味は?ないけど?

 

まあ、まあ。

 

本棚の余地のことは考えないほうがいい。

 

余地は余地のままに。

 

余地は余地のままに!!

 

 

では!!